夜行バス・高速バスに乗る前におススメの利尿作用の低い飲み物・利尿作用の高い飲み物を紹介!
長時間夜行バスに乗ると、のどや肌の乾燥が気になるものです。車内温度を保つため、常時エアコンがついており、バス車内はどうしても乾燥しがち。。。
せっかくの旅行やイベントなのに、「のどが痛い」「肌がカサカサ」いうのは避けたいですよね。そこで、夜行バス・高速バスでの水分補給に適した、相性の良いおすすめの飲み物を紹介します。
水分補給する上での「トイレ」問題
「車内が乾燥するから水分補給したい」と思っても、夜行バス・高速バスには「トイレ」の問題があります。バスには2~3時間おきにきちんとトイレ休憩があり大抵の場合は大丈夫ですが、渋滞などで休憩場所まで時間がかかったりすることがあります。
最後の手段として、運転士さんに「トイレなので止まってください」ということもできますが、少し恥ずかしいですよね。だからこそ、水分補給の仕方にも工夫が必要になってきます。
利尿作用の高い飲み物とは?
「同じ量を飲むんだったら、トイレの行きやすさはどんな飲み物でも一緒じゃない?」と思う方もいらっしゃるでしょうが、それは違います。
一部の飲み物には、尿の量を増やす成分が含まれており、場合によっては飲んだ量以上の水分が尿として排出されます。こうした飲み物は【利尿作用がある】と言われます。
具体的には、どのような飲み物が利尿作用が高いのでしょうか。
その1 お酒
アルコールには、尿の量を減らすホルモンの分泌を抑える効果があります。そのため、種類を問わずお酒を飲むと必要以上に尿が出やすくなります。そして、酔うほどにホルモンの分泌が減るため、利尿作用は強くなっていきます。
加えて、お酒の中には利尿作用をさらに強める成分を含んだものがあります。
ビール、赤ワイン ・・・ 余分な水分を排出する効果のある「カリウム」が含まれている
ビール ・・・ 苦みを付けるホップに利尿作用がある
ビールを1リットル飲むと、1.1リットルの水分を失う、と言われています。すると、身体が脱水を感じてますます水分がほしくなり、余計にトイレが近くなってしまいます。お酒はその匂いが周りに伝わるため、マナーの面でも水分補給の面でも、飲みすぎでバスに乗るのはNGと言えるでしょう。
その2 カフェイン
コーヒーやお茶など、カフェインを含む飲み物は数多くありますが、このカフェインには血管を拡張させ、血液量を増加させる効果があります。その増加に伴って尿の生成量が増えるので、利尿作用がある飲み物になります。
カフェインを含む飲み物にはこのようなものがあります。
カフェインを多く含む ・・・ コーヒー、緑茶、紅茶、エナジードリンクなど
少ないがカフェインを含む ・・・ ウーロン茶、ほうじ茶、ココア
その3 カリウム
利尿作用で有名なのはアルコールとカフェインですが、カリウムにも新陳代謝を活発させる効果があり、利尿作用があります。
カリウムを含む飲み物にはこのようなものがあります。
ビール、赤ワイン、玉露茶、抹茶、牛乳、豆乳、トマトジュースなど
その4 甘い飲み物
尿意は、体が冷えるとこみあげてくる傾向があります。そのため、体を冷やす作用のある砂糖を含む甘い飲み物は、利尿作用がある飲み物といえるでしょう。
甘酒、チョコドリンク、甘いカフェオレなど
利尿作用の低い飲み物とは?
利尿作用のある飲み物、結構ありますよね。では、どんな飲み物なら利尿作用が低くて、夜行バス・高速バスと相性が良いのでしょうか。
先ほど紹介した成分を含まない飲み物が、利尿作用の低い飲み物と言えます。水、麦茶がおススメです。体を冷やさないことを考えれば、白湯やカフェインをほとんど含まないハーブティーやルイボスティーもよいでしょう。
また、乾燥対策/トイレ対策としては飲み方も大事です。体内の水分は活動とともに常に消費されており、ストックしておくことができません。そのため、水分の補給はこまめに、少しずつが鉄則です。また、一気に飲むと体が冷えやすいこともあり、利尿作用の面からも少しずつの水分補給がおススメです。
夜行バスにおける究極のトイレ対策!
夜行バス・高速バスに乗る時には、利尿作用を考えながらの水分補給を意識したいところですが、「そんな細かいこと気にしていられない」という方もいらっしゃると思います。
そういう時には、「トイレ付きのバス」を選択しましょう。
東京・横浜・京都・大阪・神戸を結ぶ高速バス「たびのすけバス」では、格安な価格でトイレ付きのバスに乗車することができます。
女性安心な女性専用車両も選択できます。ぜひご利用ください。